Shan Matha Ji について

今から約5000年前、南インド・タミル地方に存在した聖者アガスティアは、輪廻転生の幻影から人類を救い出すための叡智と、個として分離して生れた落ちた一滴の魂が、大いなる源である大海に帰還するべく解脱への道を、葉っぱ(椰子の木の皮)に書き残してくださっています。それを「アガスティアの葉」といいます。

私がアガスティアの葉を開けたのは、2019年の秋でした。その葉っぱの中で、私は過去世においてアガスティア聖者の弟子であったと書き記され、今世での魂の使命とその具体的な道が書かれていました。そしてその使命を果たすべく聖なる名前を授けられたのです。その名が、Shan Matha(シャン・マーター)でした。Shanとは6つの顔を持つムルガ神の名で、Mathaはマザー、お母様という意味です。

アガスティア聖者の師匠はムルガ神です。ムルガ神から宇宙の叡智をダウンロードして、アガスティア聖者は、タミル語を作り、天文学、物理学、生理学、医学などを創ったとされています。

私がアガスティアの葉の存在を知り、実際葉っぱを開けるまでに約25年ほどの月日が流れたわけですが、その間、古代インドの聖典を読み、日々ヨーガに明け暮れ、魂の探求をずっと続けて参りました。

私の魂がムルガ神と一体であると悟ったのは33歳の時でした。

宮崎ますみ

ある日、瞑想中私はムルガ神と一体となり、孔雀に乗って宇宙を飛んでいたのです。そこで繰り返し降りてきた言葉が、「カタラガマ」でした。すぐにインターネットで調べてみると、スリランカにあるムルガ神の聖地の名前だったのです。

私はすぐにカタラガマへ赴き、ムルガ神の祝福を受けました。

そしてその時の事が、更に20年を経てようやく開けることになったアガスティアの葉に書かれていたのです。「今この葉っぱはムルガ神が直接あなたに書いています。私は(ムルガ神)カタラガマであなたに祝福を与えました。その祝福はサンレイ(太陽から降り注ぐ光)のようにあなたに注がれました。これからは、私があなたに祝福を与えたように、Shan MathaJiとして、あなたのもとを訪れる人々に祝福を与え、私の教えを指導し、源へと導いていきなさい」と。

それ以降、横浜から大いなる源の地「原村原山」(八ヶ岳山麓)に移住してからは、毎月訪れるムルガ神の日にプージャを行い、大いなる源へと帰還する魂の道、真我探求についての講話を行っております。そして、ムルガ神殿とアシュラムを創るべく活動を本格的に始動しました。

宮崎ますみ