潜在意識で繋がっている親子関係の絆の深さを実感(30代・女性 ヒプノセラピスト)

第二子を授かるとすぐに、私は赤ちゃんから「大丈夫だよ。何の心配もいらないよ」というメッセージを受け取りました。それは、出産のことだけでなく、私自身の人生の歩み方に対するメッセージでもありました。当時、私は今後の人生に対して問題を抱え、大きな不安と闘っていたのです。

妊娠してしばらくすると、つわりが始まりました。吐き気がだんだんと強くなり、体調が悪くなる状況は、たいがい赤ちゃんの成長が心配になった後に起こりました。心配とつわりは連動していたのです。そこで私はセルフヒプノ(自己催眠)で潜在意識に入り、赤ちゃんはこれからも問題ないということを深く感じ、「つわりは必要ない」と自身によく認識させました。すると、次の日からつわりはパタリとなくなり、妊娠期間はとても元気に過ごせました。呼吸法を練習したり、夫と一緒にCDを聞いて赤ちゃんとの絆を深めたり、夫に催眠誘導をしてもらう練習をしたり、日々出産に備えて行動していました。痛みに対する恐怖があったため、安産のポジティブなイメージを何度も練習しました。深い呼吸法やリラクセーション法をしていると、精神的にも肉体的にもとてもリラックスして過ごすことが当たり前になりました。

波動運動が始まるとすぐ、私は深い催眠状態に入ることができました。最後の強い波動の間は、時間の感覚がなく、私が産むというより、むしろ赤ちゃんが誘導してくれているような感覚でした。自分がその時に取りたい体勢で、一切いきむことなく、誰からも何の指示も強制も受けずに、本当に自然な流れで娘は生まれてきました。取り上げたのは夫です。初めの波動から赤ちゃんが生まれ出るまでの間は、完全な平穏の状態。時間の流れの違う場所にいたような感覚で、心地良くて静かで平和で無の状態に近いものでした。赤ちゃんが誕生すると、突然すっと時間軸が変わり、「今ここ」の次元に戻ってきて、ゆるやかに時間が流れ始めたと感じました。娘は泣くこともなく、穏やかな様子でした。出産後すぐに私は、自分が元気いっぱいなのを感じました。疲れもまったくなかったのです。一生忘れることのできない、至福に満ちた経験でした。

生まれてからも、つねに娘とは潜在意識で繋がっている状態で、親子双方向に要求や意志がスムーズに伝わりやすいと感じます。これまで娘が泣いているとき、その理由がわからないということは一度もありませんでした。赤ちゃん時代のあらゆる要求(おっぱい飲みたい、おむつを替えて、お腹がはる、体制が嫌など)について、こちらはすぐ理解できるので、要求が満たされてすんなりと泣きやむのでした。余計な心配をせずにリラックスして子育てにのぞめると、私も夫も感じています。こんなに素晴らしいお産が経験できる。その道はどの女性にも開かれている。そのことを多くの人に知ってほしいと思いました。お産とは自然なものであり、神秘的なものであり、そして両親と家族を選んで生まれてきてくれる新しい生命とその家族みんなのもの。これは『ヒプノ赤ちゃん』によって与えられた、最高のギフトでした。

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